謝らない人
2011
最近、謝らない人が増えているような気がする。
人に迷惑をかけたのに謝らない。
そんな人が増えているのだ。
これは人に迷惑をかけていることを自覚しない人が増えていることが大きく原因している。
ではなぜ人に迷惑をかけているということを自覚出来ないのであろうか。
それは一人一人が社会のあらゆる事象について鈍感になっているからではないかと私は分析する。
言いかえれば感受性の鈍化といえばいいだろうか。
一つ一つに対して感動を覚えない。
心に響かない。
喜びを爆発させたり、悲しみに打ちひしがれることもしない。
本来人間に備わっているとても大切な感情や感覚がマヒしているのである。
だから人に迷惑をかけているということを感知出来ずに、無礼な行為をするといった
事が頻発するのであろう。
現代社会において全てネット上でコミュニケーションをとれるようになった。
これは素晴らしいことだが、人と触れ合いそして、人から学び、そして感じ取る。
この作業をしなくなってしまったので、人間本来の感受性が失われてしまったのではないかと
私は推測する。
もちろんネットを通じても様々なものを感じ取れるかもしれない。
しかし生で触れるのとネットで触れるのとでは違いがある。
それは実際に美術館に行って作品を観るのと、ネットで作品を観るのとでは雲泥の差があることからもわかることだ。
ネットは私たちが生きるためには必要不可欠のツールだ。
ただし、人間本来の感受性を身につけて初めて生きてくるのがネットなのである。
なのでアナログな世界に身をと投じることも時には必要ということを覚えておくといいだろう。
そうすれば迷惑をかけたのに気付かないということはなくなるはずだ。
先日サムイ島に行ったときに合った日本人が非常に迷惑をかけたのに気付かないタイプだった。
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